光ケーブルの選定と敷設の注意点

光ケーブル基本構造の選定(推奨構造)

地下幹線における敷設方法例

  • 光ケーブルの先端にプーリングアイ等の引っ張り端末を取り付けます。
  • 敷設時は、光ケーブルに捻回が発生しないように、上右の図に示したような撚り返し金物などを使用します。
  • ケーブルドラムは、円滑な曲がり方でドラムから繰り出されるように、管路と鉛直な位置になるように、上左の図のように据付けます。ケーブル繰り出し時によじれやキンクが生じないように注意します。また波形可とう管、ベルマウスを使用してケーブルを保護します。
  • ケーブルの延線において長尺敷設する場合は、ケーブル外被ではなくテンションメンバを引っ張るようにし、過張力にならないようにケーブルに加わる張力を監視しながら行います。過張力になるとプーリングアイの抜け、ケーブル偏平が起こる危険性があります。なお、許容張力については、ケーブルの種類に応じて個別の仕様書で規定しています。詳細は仕様書を参照ください。
  • 鉄道沿線等の振動が大きく心線移動が懸念される場所では、テープスロット型ケーブル(一方向撚)に心線固定処置を施して用いるか、SZ撚テープスロット型ケーブルを用います。

架空幹線における敷設方法例

  • 敷設時は、光ケーブルに捻回が発生しないように、撚り返し金物・捻回防止器などを使用します。
  • ハンガーローラを用いる場合、構造上捻回が発生しやすく、特に影響の出やすい長尺敷設においては十分な注意が必要です。
  • ケーブルドラムの据付位置は、上図のように光ケーブルに極端な曲げが加わらないように、電柱から2H(Hは金車取付高さ)以上とします。敷設時のしごきによるケーブル偏平を防止するため、カーブ用金車として曲率半径300mmの11連金車が適しています。
  • ケーブルの延線において長尺敷設する場合は、ケーブル外被ではなくテンションメンバを引っ張るようにし、過張力にならないようにケーブルに加わる張力を監視しながら行います。過張力になるとプーリングアイの抜け、ケーブル偏平が起こる危険性があります。なお、許容張力については、ケーブルの種類に応じて個別の仕様書で規定しています。詳細は仕様書を参照ください。
  • やむを得ない事情により、テープスロット型ケーブル(一方向撚)を用いる場合には、敷設後の振動による心線移動を防止するために、必ず心線固定処置を実施します。
  • SSDケーブルは、風による振動低減のため、約10mごとに1回の頻度で捻回処置を実施してください。

引き込みにおける敷設方法例

  • 敷設においては、ケーブルに加わる張力、曲げ径等を監視し、許容値を超えないように注意します。
  • ドロップケーブルを加入者宅に引き込む場合は、支持線の引き留め処置を行う必要があります。
  • ドロップケーブルの支持線固定作業時、本体部を小さく曲げてファイバを折らないように注意してください。

敷設張力の計算方法例

張力計算において使用する計算式の例を以下に示します。

ページの先頭へ