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基礎知識
光ファイバの種類と伝送速度、伝送距離
心線の種類は、主に3種類。
光ファイバは石英ガラスでできていて非常に脆弱であり、また、通常125(0.125mm)と極めて細いため、周囲に保護被覆を被せてあります。この被覆を被せた状態を心線と呼び、大きく(1)0.25mm素線 (2)0.9mm心線 (3)テープ心線の三種類に分類されます。
0.25mm素線
0.25mm素線光ファイバを紫外線硬化型樹脂で覆い、0.25mm径にした素線です。非常に細径なため、ケーブル化するときの心線収容性に優れ、多心化する必要があるときに用いられます。
0.9mm心線
0.9mm心線光ファイバをプラスチック樹脂で覆い、0.9mm径にした心線です。0.25mm素線に比べ強くできているため、取り扱い性に優れ、LAN配線などの少心ケーブルに広く使用されています。
テープ心線
テープ心線0.25mm素線を複数平行に並べ、さらに紫外線硬化型樹脂で覆った心線です。(さまざまな心数があります)0.25mm素線同様に、ケーブル化するときの心線収容性に優れ、特に4心タイプは、4心一括で光ファイバ接続できることから、光キャビネット/成端架内で使うFOコードにも用いられます。
光ケーブルは、取り扱い性を高める構造に
光ケーブルの構造(層撚型ケーブルの例)繊細な光ファイバ心線を収納する光ケーブルは、屋内外での実用に耐えられるよう工夫する必要があります。一般的に下のような構成部材が用いられ、層状に構成することで強靱さを増す設計がなされています。これにより、外力の影響を受けにくく、伝送特性の安定した、さらに敷設作業がしやすい光ケーブルがつくれるのです。下図に、代表的な光ケーブルの例を示します。
テンションメンバ
敷設時にかかる張力から光ファイバを守ります。主に鋼線が用いられますが、無誘導にする場合はFRP、曲げやすさを求める場合はアラミド繊維と、用途に応じて使い分けられます。
保護層
光ファイバを側圧などの外力から守るために、クッションのような役割をする保護層を設けています。
シース
さまざまな敷設環境から光ファイバの保護をするためのものです。以下に代表的な敷設環境とシース構造の使い分けの例を示します。

ポリエチレンシース
機械的強度に優れ、架空・管路敷設等、多くの環境で使用される最も一般的なシースです。
難燃ポリエチレンシース
難燃性をもたせたポリエチレンシースです。一般的に屋内の敷設では難燃性が必要となります。
HS(High Strength)シース
波付け加工をしたステンレステープ上にポリエチレンシースをほどこした構造で、機械的強度を高めています。キツツキや鼠、リス等の鳥獣害対策に用いられます。
色帯シース
ポリエチレンシース上に黄色や緑色等のストライプを設けた構造です。複数本のケーブルが敷設されている環境で、識別性を向上させるためのものです。
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